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烏骨鶏卵の販売終了のお知らせ

【烏骨鶏卵の販売終了のお知らせ】

誠に恐れ入りますが、諸般の事情により2015年を持ちまして大変残念ながら烏骨鶏卵の販売を終了させて頂く事になりました。
今まで長らくのご愛顧とご支援を頂きまして本当にありがとうございました。

今後も皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。



                         桐生烏骨鶏ファーム

 
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桐生うこっけいファームへようこそ!

こんにちは、「桐生うこっけいファーム」です。
当農場は、北を雄大な「赤城山」、東を清冽な「渡良瀬川」に囲まれた群馬県桐生市にあります。
小規模ながらも大変貴重な「烏骨鶏」の専業養鶏場です。


放し飼いの烏骨鶏

お天気の良い日中は200坪ほどの敷地に烏骨鶏達を「放し飼い」にしています。
当ファームの烏骨鶏達は、本物の土と草の上を自由に歩きまわり、駆けまわり、飛びまわり・・・・
オスとメスが仲良く一緒に、日の出、日の入りの自然のサイクルで生活をしています。


のびのび広~い平飼いの鶏舎

雨天や夜間も、のびのび広~い平飼いの鶏舎で暮らす烏骨鶏達!
もちろん、鶏舎内でも常にオス達も一緒です♪
ストレスゼロ、限りなく自然な飼育を目指します!


当養鶏ファームの主役達

このなつき方こそ愛情飼育の証明!
驚くほどに非常に人なつっこいウコッケイ達!
近づくとわれ先にと駆け寄り集まって来て、私達から離れようとしません♪


太陽の下で放し飼い!

安全優良な飼料を食べた後は、太陽の下でたっぷり運動!
当ファームでは、市販の配合飼料、抗生物質、ホルモン剤、各種薬品類は一切使用せず、
安心の「無添加」「無投薬」「天然水」、100%自家配合の自然派飼料で育てています!


烏骨鶏の自然養鶏1

200坪ほどの敷地内は様々なエリアに分かれています。
放し飼いの烏骨鶏たちは、それぞれ思い思いの場所で自由に一日を過ごします。


烏骨鶏の自然養鶏4

こちらのエリアは自然の緑がいっぱい!
夏には、まるで熱帯雨林のような深く豊かな緑が生い茂ります。

実は「烏骨鶏」は、国の天然記念物に指定されているほどの「昔ながらの天然鶏」なのです。
そのためその飼育の環境も、できる限り「大自然」「草原や森林」を再現する事を心がけています。


烏骨鶏の自然養鶏3

本物の「太陽」、本物の「土」、本物の「風」の中で・・・・
草や虫や土を自由に好きなだけ食べさせています。


烏骨鶏の自然養鶏2

人が入れないような深い茂みにも、どんどん奥へと入って行く烏骨鶏達。
こちらは、人間からの干渉が及ばない鶏達の聖域エリア。


烏骨鶏の自然養鶏5

実はここ、烏骨鶏用のトウモロコシ畑でもあります。
たくさんの大きな葉が茂るうえ、風が良く通るため中はとても涼しく、
烏骨鶏達にとっては真夏の格好のオアシス。


烏骨鶏の自然養鶏6

高い位置から周囲を警戒するオスの烏骨鶏。
烏骨鶏の特徴の一つであるラピスブルーの青い耳が鮮やかです。


烏骨鶏の自然養鶏7

深い緑と澄んだ空気の中、「コォケッコッコォ~~~!!!」と、
気持ち良さそうに雄叫びを上げます。


烏骨鶏の自然養鶏8

敷地内にはいくつか大きな岩が置かれています。

岩陰には身を隠せる茂みがあり、安心できるのか、
メス烏骨鶏のお気に入りの場所で、良くこの茂みで産卵しています。


烏骨鶏の自然養鶏9

産卵後は、果敢にロック・クライミングに挑戦!
羽をバタつかせながらよじ登り、ストレス解消や体力づくりにも最適。


烏骨鶏の自然養鶏10

敷地内には小松菜、葉大根、白菜などの畑を点在させていて、
放し飼い中の烏骨鶏がいつでも自由に食べられるようにしています。
もちろん、すべて「完全無農薬」での栽培です。

また、食べ物を扱う施設として当然の事ですが、当ファーム敷地内は「全域完全禁煙」です。
もちろんスタッフも誰一人としてタバコは一切吸いません。


烏骨鶏の自然養鶏10

「フレッシュ・グリーン」に囲まれて、ご満悦のオス烏骨鶏。
烏骨鶏には、アゴの髭(ひげ)の形状により「肉髭種」と「毛髭種」がいます。
このオスは「肉髭種」です。


烏骨鶏の自然養鶏11

群れから離れて、大きな木の根元で卵を産むメス。
複数のメスが毎日のようにここで産むので、ワラ草を敷いてあげました。


烏骨鶏の自然養鶏12

自然の大樹に寄り添うと、やはり落ち着くようです。
ワラ草をベッド代わりに、気持ち良さそうにウトウトしていることも・・・・。


烏骨鶏の自然養鶏14

烏骨鶏は「木陰」が大好きです。
強すぎる太陽光のストレスや鷲や鷹などの天敵から身を隠せるからです。

また、木々がザワザワとざわめく位の「そよ風」も大好き。
空を飛ぶ鳥の本能の名残りとして、体に「風」を感じていたいのかも知れませんね。

また、散歩中に食べる「虫や雑草」も大好き。
柔らかな黒土には雑草が茂りやすく、虫の多くもその草の中や木の根の下にいます。


烏骨鶏の自然養鶏13

つまり、一言で鶏の「放し飼い」と言っても、
無味乾燥の人造的なスペースではダメなのです。

ギラギラと太陽の照り付ける「青空広場」や、
壁や屋根に囲まれた「無風の空間」、
草や木の少ない人工の「造成地」ではなく、

自然の緑があふれる多数の樹木が生い茂った・・・・
そよそよと常に風通しの良い・・・・
柔らかな黒土と草や花の豊かな大地・・・・

こそが、鶏達にとっての “ユートピア” なのだと思っています。




世の中、「自然卵」とか「こだわり卵」とか言いつつも・・・・
単に「名ばかり」「イメージだけ」の工業養鶏があまりにも多い中、
本当に本物の「自然養鶏」の実践が当農園のテーマです。

200坪の自然があふれる敷地、無添加・無投薬の良質飼料、ナチュラル天然水・・・・
環境も、食べ物も、生活サイクルも、オスの存在も・・・・
できる限り「自然のまま」で健康ストレスフリー!

ただでさえ貴重な「天然記念物の烏骨鶏」を、さらに、
こだわりの「自然環境」と安心の「無添加飼料」で大切に育てています。

a0043.jpg

そんな烏骨鶏達が産んだ卵、食べてみたいと思いませんか?
普通のニワトリ卵とは一味も二味も違う、まさしく「これぞ絶品」の美味しさですヨ♪

健康な卵は、健康な鶏から生まれます。
当農場自慢の有精ウコッケイ卵をぜひご賞味下さい!



_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ S H O P 情 報 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/



私たち桐生うこっけいファームが生産している「放し飼い烏骨鶏の有精卵」は、
群馬県内の下記のスーパーマーケットでご購入頂けます。


■アバンセ藪塚店 (駐車場完備)
住所:群馬県太田市大原町360-1 (地図表示


■フジマート大間々店 (駐車場完備)
住所:群馬県みどり市大間々町桐原810 (地図表示


各店舗の「生産者直売コーナー」にて商品を販売をさせて頂いております。
なお、当ファームの「放し飼い烏骨鶏の有精卵」は大量生産ができず数に限りがございますため、
大変恐れ入りますが、品切れの際は誠に申し訳ございませんがご容赦下さい。
烏骨鶏はあまり家畜改良されておらず自然本能が残る鶏ですので、鳥や動物の本来の繁殖期である
「春」に集中して産卵します。そのため大変恐縮ですが他のシーズンは特に品薄状態が続きます。


放し飼い烏骨鶏有精卵1

卵の重量により2つのサイズに分かれています。
各品とも4個パックでの包装です。


放し飼い烏骨鶏有精卵パッケージ

お値段は、2012年3月現在、下記のとおりとさせて頂いております(税込)。
◎烏骨鶏「最高級放し飼い有精卵」・・・・・・・・1個100円 (1パック400円)
◎烏骨鶏「最高級放し飼い有精卵」(大)・・・・1個120円 (1パック480円)


有精卵の基準としては「鶏卵の表示に関する公正競争規約」によりますと、「メス20羽に対してオス1羽以上で混飼」する事が定められておりますが、当農園では自家孵化などによりその6倍以上のオスがおり、「メス3羽に対してオス1羽以上」と言うとても高いオス比率で混飼しております。
あくまで自然交配のため、必ずしも100%有精卵の保証はできませんが、有精卵率は非常に高いと思います。
また、日中の過半を屋外において飼育しているのはもちろんの事、鶏舎内でも「1㎡当たり1.5羽以下」という超粗飼いでのびのびと飼育しております。

なお、「通信販売」と「孵化用卵販売」は現在休止をさせて頂いております。
どうぞよろしくお願いいたします。





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今年も一年間ありがとうございました

今日は、大晦日ですね。
今年も一年間、当「桐生烏骨鶏ファーム」をご愛顧頂きまして誠にありがとうございました

今年を振り返りますと、やはり、辛いことや、苦しいことの方が多かった気が致しますが、それでも何とか無事に年を越せる事ができた事に、感謝の気持ちで一杯です。

昨年は大震災の悪影響で踏んだり蹴ったりの年でしたが、今年もまだまだ傷が癒えないまま右往左往する一年間でした。
特に、東京電力が撒き散らした放射能は、当ファーム敷地内での測定値は、去年の6月より今年の3月のほうが測定値が高くなるという恐ろしい状況で、烏骨鶏の運動場所を制限しているままの状態です。
自社菜園も去年の3月以降、荒地のままで雑草だらけになっています。

放射性セシウムの「半減期」は約30年だそうですので、30年後にようやく1/2になり、60年後にやっと1/4になり、90年後になってもまだまだ1/8・・・・になるだけ。
完全に放射能が消えるには、いったい何百年かかるのでしょうか・・・・。


また、販売面でも大変なショックを受ける出来事がありました。
今までずっと卵を置かせて頂いていた「アバンセ 笠懸店」が、今年の10月末に突然に閉店してしまったのです。
当ファームがお世話になっている地場農産物直売所の中では、一番大きな売場面積で、一番売上も大きかったのですが・・・突然の閉店で、驚かされてしまいました。

閉店の理由は判りませんが、もしかしたら、3年位前にすぐ近くに大手のディスカウントストアが出来てしまってからは、競争が激化し、客足が落ちていたのかも知れません。

「アバンセ 笠懸店」の跡地は、今後は倉庫として使うという噂を聞きました。
それで、先週、行ってみましたところ、あのとても賑やかだった広い売場が・・・・中はすべてすっかりガラガラでコンクリむき出しの「スケルトン」状態になってしまっていて、建物の壁面やガラスも一部が取り払われて、以前の面影はなくなっていました・・・・。

長らくお世話になり、出荷で随分と足繁く通わせて頂いたスーパーでしたので、とてもショックで、非常に残念な気持ちです。


今年は、政治面でも、3年ぶりの衆議院選挙がありましたね。
民主党政権の支離滅裂な3年間の大きな反動が起きてしまい、想像以上に自民党が圧勝してしまいましたが・・・・3年前の衆議院選挙では、それまでの自民党の政治に辟易して国民の大多数が民主党へ投票した訳ですから・・・・これでは、またまた完全に「元の木阿弥」でしょう。

消費税が2倍に上がり、原発が全国で再稼動し、赤字国債はさらに鰻登りの勢いで際限なく増発・・・・その行き着く先は・・・・。

来年は、参議院選挙がある年になります。
第三極政党には、参議院選挙では、せめてもう少し頑張って欲しいと思います。


2013年がどのような一年になるのか判りませんが、皆様にとって素晴らしい新年となりますよう、心よりお祈りさせて頂きます。

来年も「桐生烏骨鶏ファーム」をどうぞよろしくお願い申し上げます。


 



烏骨鶏の冬の寒さ対策

まだ11月なのに、ここ桐生では、明け方の気温が3~4℃とかなりの寒さです。
この調子ですと、例年より冬の到来が早くなりそうです。

烏骨鶏たちも晴れの日は陽射しがポカポカとして良いのですが、曇った寒い日や、冷たい木枯らしの吹く日は、かなり寒そうにしていて、皆で植え込みの下に固まって、あまり運動しようとしません。
鶏舎に戻る時間も、夏は夕方6時過ぎですが、今は日が暮れるのが早いこともあり夕方4時前には鶏舎に戻っています。

よく世間では、「鶏は寒さに強い」などと言われていますが、必ずしもそうとは限りません。
それは「個体差」によりけりなのです。
つまり、もし十羽の鶏がいれば、一羽一羽で年齢や体調のコンディションはバラバラであり、若くて体力が充実して寒さに強い鶏もいますが、年老いて衰弱し寒さに弱い鶏もいると言う事です。
寒さが急に厳しくなれば、そういう弱っている鶏は、一足早く、真っ先に死んでしまう事になります。

ですので、鶏の防寒対策は、その「一番弱っている鶏」が死なないレベルで「事前に」実施されなければなりません。

健康な鶏であれば、秋のうちにタップリとエサを食べて、充分に脂肪を貯め込んで厳しい冬の寒さを乗り越えるための体力を付けます。
また、寒い冬に備えて秋のうちに「換羽」(古い羽が抜け、新しい豊かな羽が生える)をしたりします。

ですから、一羽ずつ鶏を持って、その鶏が「ズッシリと重く」(脂肪を貯め込んでいる)、かつ、羽がビッシリと厚く体を覆っていれば、OKだと言えます。

逆に、晩秋の時季に、持ってみて「見た目より軽い」(痩せている)鶏は要注意です。
鶏は羽に覆われているため、見ただけでは痩せているか太っているか判りにくいのですが、「持ってみる」と「重さ」でかなり正確に判断できます。

もし、軽い鶏がいたら、その鶏の胸からお腹へかけての中心を手で触ってみて下さい。
手に触るほど胸骨が縦にとがって感じられたら、肉付きが悪い証拠です。
痩せているので、胸の中心にある骨が触れてしまう状態です。
さらに、中心線の胸骨が指でつまめるほどでしたら、それはかなり痩せすぎの状態で、体力の衰えも深刻な状態の可能性があります。

さらに、もし「羽」が抜け気味だったり、地肌が少し見える位に羽の密度が貧弱なら、冬を越せずに、寒さに負けて死んでしまう危険性があるかも知れません。

そういう危なそうな鶏には、赤や青のマジックペンなどで、背中にマークを付けておき、放し飼いの際に、それとなく様子をチェックするようにします。

寒さで弱っている鶏は、目に見えて動きが鈍くなります。
特に首や足のクイックな動きがなくなります。
人間でも寒さで凍えてしまうと、手足がかじかんでしまい、体がうまく動かなくなるのと同じ事です。

そういう鶏は、すぐに保護して、しっかり保温しないと死んでしまう危険性が高いです。
保温の方法ですが、当ファームでは、鶏一羽が入る大きさのダンボール箱の中に電気あんかを入れて、新聞紙やキッチンペーパーをその上に敷き、「弱~中」の温度設定で保温します。

そういう弱った鶏は、エサもあまり食べていない事が多いので、軽くトーストした温かなパンなどを与えます。
もし自発的に食べないようなら、「フードポンプ」や「給餌器」などで、強制的にエサを食べさせます。
当ファームでは、下記のスドー社製のフードポンプを使っています。
http://www.birdmore-ec.com/SHOP/9990934.html

中身は、絹こし豆腐やヨーグルトをよく混ぜて塊りをつぶし、そのままでは粘度が高すぎて喉に詰まるおそれがありますので、少し水で薄めてユルユルにします。
また、冷たいまま鶏にあげると、下痢をしたり体温を低下させたりして危険ですので、電子レンジで「ほんのり」する程度に温めてからフードポンプに充填し、少しずつ鶏の喉の奥に流し込みます。

その際、舌の付け根あたりには「気管」がありますので、ポンプの先端はそれより2cm位は奥まで充分に入れてから、食べ物をゆっくり押し出します。
もし、粘度のある流動食が気管に詰まると、呼吸ができずに死んでしまいますので「要注意」です。
また、あまり長くポンプを入れていると呼吸ができませんので、4~5秒入れたら、一度抜いて少し休み、何回かに分けて一定量を食べさせます。
また、食べさせる際に暴れたりしますので、タオル等で鶏をグルリと優しく巻いて包んで、羽を広げられないようにし、できれば誰かに鶏をかかえてもらい、二人がかりでやると良いと思います。

昼間、ポカポカ陽気の時は外で他の仲間と一緒にしたりしますが、少しでも寒そうにしていたり、うずくまるようなら、保温箱に戻します。

夜間は、ずっと保温箱の中で寝かせています。
その際、当ファームではより温かくなるようフタをしめますが、鶏が窒息しないよう必ず充分な「空気穴」を忘れずに開けて下さい。

後は、栄養のある物を食べさせ、体力や、体重や、羽毛がしっかり回復するのを待ちます。
栄養のあるエサとは、穀物や野菜だけでなく、焼いた豚レバーなどの「動物性たんぱく質」、ミルワームなどの「生餌」も、想像以上に良い効果が出る事があります。

また、他の元気に見える鶏も、「寒い」事に変わりはありません。
「人間が寒ければ、鶏も同じように寒い」と思って下さい。

当ファームでは、冬の数ヶ月間は、鶏舎の中の止まり木を、金網面(外気)から一番離れた奥に移動し、かつ、金網面をビニールシートやポリシートですべて覆っています。
もちろん、窒息しないよう換気する程度の隙間は残しておきます。

こうすると、鶏舎内は昼間はビニールハウスのように「ポカポカ」になり、その温かさが多少は夜まで残りますし、何より外気と遮断されていれば冷たい風が入らず、冷たい風が鶏の体力を奪う事が少なく出来ます。

特に烏骨鶏は羽が糸状でとても柔らかいので、風でめくれ易く、地肌がむき出しになると、体温が低下しやすくなります。
実際、冬の間、鶏同士は少しでも温かくなるようピッタリと寄り添い風の影響を少なくするとともに、お互いの体温で温め合いながら眠ります。

この点、もし、何かの理由でつま弾きにされて、皆と一緒に寄り添って眠れない鶏がいると、「ピンチ」の状態です。
もしも、寒い夜にそういう鶏がいたら、抱き上げて他の鶏の中に混ぜて温かく眠れるようにしてあげて下さい。

ただし、夜に鶏がとまる止まり木の高さは、群れの中での立場の優劣の順位で決まっています。
強い鶏ほど、高い位置に止まっています。
群れの中で順位の低い鶏を、順位の高い鶏の横に置くと、猛然とつっつかれて止まり木から落とされてしまいます。こうなると余計に寒くて悲劇です。
ですので、なるべく同じ順位や、仲の良い鶏の間に上手く紛れ込ませるのがコツです。


念のためもう一度言いますが、「人間が寒ければ、鶏も同じように寒い」と思って下さい。
そして、鶏の寒さへの抵抗力は、年齢や体調により一羽一羽で違うという事、痩せて動きの鈍った鶏は危険信号という事を、常に念頭に置いて頂ければと願います。


 

烏骨鶏の飼料の管理

当ファームでは、烏骨鶏に与える飼料は「配合飼料」ではなく、単品の穀物飼料や玄米、魚粉、蛎殻などを自家配合して与えています。
その他、緑餌や雑草、ヨーグルトや納豆などを与えています。

今回は、そういう自家配合の飼料で鶏を育てる際の、コツや苦労を書いてみたいと思います。

まず、飼料類ですが、合成保存料や酸化防止剤、防カビ剤などが含まれて居ない天然のままの無添加飼料は、新鮮な状態であれば、鶏の健康に非常に素晴らしい効果を発揮するのですが・・・・一方で、長期保存が出来ない、湿度や高温に弱い、虫がわき易いなどなど、苦労させられる面も少なくありません。


烏骨鶏のエサ「とうもろこし」  烏骨鶏のエサ「トウモロコシ」


(1)「カビ」
まず、一番気をつけて欲しいのは「カビ」です。
トウモロコシやナッツ類に生える「カビ」には、猛毒を持つ種類の場合があり、長期保存はタブーです。
特に乾燥不足や高湿度にあった穀物、まして夏に雨に濡れてしまった穀物類などは、すぐにカビが生えてしまいます。
そういう毒のあるカビが生えた飼料を与えてしまうと、鶏は一夜にして「全滅」という事もありえますので、充分に注意して下さい。

餌の袋は、絶対に地面に直接置かず、棚に上げて置いたり、足の高いスノコの上に置いたりして、温度と湿度が低く、風通しが良く、かつ、絶対に雨に濡れない場所で保管するべきです。
また、鶏に与える前に、毎回、飼料をよく目視チェックして「カビ」が生え始めていないか、念入りに確認する事をお薦めします。

烏骨鶏のエサ「玄米」  烏骨鶏のエサ「玄米」


(2)「酸化」
次に、穀物の「酸化」も大敵です。
また、もともと穀物は、翌年の発芽時期まで、自身の成分を守り抜く強い外皮に守られていますので、原形の「丸のまま」で低温保管しますと、半年や一年位は酸化する可能性はほとんどありません。
しかし、一度でも「精白」や「粉砕」をされてしまった穀物は、夏の暑い時期などですと、2~3日で酸化が始まってしまいます。

「酸化」とは、穀類の油脂が過酸化脂質へ変化し「有毒」になる事を意味します。
酸化した飼料は、マズイ、クサイ、だけでなく、生物に極めて有毒であり、重篤な老化や体調不良、重い下痢などを引き起こします。
ですので、砕かれた状態で保管や流通がなされる「配合飼料」には、非常に強烈な「化学的酸化防止剤・エトキシキン」などが必ず添加されています。

一方、無添加の自然飼料の場合は、砕いたら数日以内に鶏に与え終わるようにしなければなりません。
当ファームでも、2~3日分ずつを小まめに製粉機で砕いて、鶏に与えています。

烏骨鶏のエサ「マイロ」  烏骨鶏のエサ「マイロ」


(3)「外敵」
また、穀物飼料は「外敵」だらけです。
鶏が食べて美味しい穀物類は、当然に他の動物や虫が食べても「おいしい」事になります。
ですので、保管中の飼料や魚粉、エサ箱に残った飼料などを求めて、雀、鳩、カラスなどが飛来して来るのはもちろん、猫、ネズミの侵入、さらには蛾の幼虫、コクゾウ虫、ゴキブリ、なめくじ、アリ、名前も判らない虫、などなど・・・・ありとあらゆる「外敵」が飼料を狙って集まって来ます。

雀、鳩、カラスなどは、鶏のエサ箱に残った飼料や、運動場に食べ散らかした飼料などを求めて飛来し、時によっては鶏をいじめたり、襲って殺したりします。
また糞や抜け羽などを残して行きますが、それら野鳥の糞や抜け羽は、鳥類の伝染病の元になる危険性がありますので、要注意なのです。

また、保管中の飼料ですが、米袋やビニール袋位なら、蛾の幼虫やコクゾウ虫などは、極めて簡単に食い破って侵入して来ます。高価な飼料を次々に食べてしまうだけでなく、病原菌を媒介されたり、虫の糞だらけにされたり、蛹になるための糸を出されて穀物がダンゴ状に固まってしまったり・・・で、一袋がまるまる使えない飼料になりかねません。

ある日、袋を開けてみたら、袋の中は「害虫の巣窟パラダイス」に成っていた・・・などと言う事がないように要注意です。

烏骨鶏のエサ「牡蠣殻」  烏骨鶏のエサ「ボレー粉」


以上の対策として、袋入りの穀物は、長期在庫が出ないよう一袋ずつこまめに買う事です。
秋に一気に出回る玄米などは、複数買って相手に低温保管庫に保管してもらい、鶏が食べ終わるのを見て、順次、一袋ずつ出荷してもらうようにします。

特に6月~9月の頃の「梅雨」や「夏」は、穀物が非常に傷みやすく、虫がわき易いですので、購入や保管には充分に注意が必要です。

また、鶏はエサを食べ散らかす習性がありますので、それを狙う野鳥やネズミなど避けに、野鳥の侵入防止のネットを張ったり、鶏舎の隙間を塞いだり、エサ箱やその周囲に残渣を残さないようこまめに掃除するしかありません。

烏骨鶏のエサ「魚粉」「きな粉」「すりごま」など


なにしろ「無添加の自然飼料」は、非常にデリケートです。
そういう意味で「自然養鶏」は、決して安易で簡単なものではありません。

「無添加の自然飼料」で鶏を育てるつもりなら、単に「自然飼料」を購入するだけでは駄目なのです。
無添加ゆえに非常にデリケートな「自然飼料」を常に鮮度良くキープし、かつ、虫害やカビから完全に守れる優れた保管場所や保管方法を確保し、常に「人間が食べても大丈夫」と言えるような新鮮で清潔な状態に保つ事が必要です。

そうでなければ、カビや虫の糞が混じった飼料はむしろ鶏にとって大いに「危険」であり、よかれと思っていた自然飼料が、本末転倒の重大な結果を招きかねない事になってしまいます。



 
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