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烏骨鶏の飼料の話

今回は、烏骨鶏の「飼料」(エサ)についてご紹介させて頂きます。
ついつい熱が入り、かなり長文となってしまいましたが、あしからずよろしくお願いいたします。


正直な話、当ファームでは烏骨鶏に与えるエサにはかなりこだわっています。

まず、「市販の配合飼料」は一切使っていません。

なぜなら、「一体、何が入っているのか」・・・・その中身の実態をまったく把握できないからです。

「普通に市販されている物なら、そんなに変な物は入っていないんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、失礼ながら、それは「大きな間違い」です。
最近の例でも、2007年、アメリカで「普通に市販されていた」ペットフードが原因で、飼い犬や猫が大量に死んだニュースはまだまだ記憶に新しいことでしょう。

大量の犬や猫達が死んでしまったり、重病になってしまった原因は、ペットフードに「メラミン」等の化学物質が密かに「配合」されていたからです。

「合成樹脂の原料になるメラミンが、なぜペットフードに・・・?」と思いますが、理由を知ると納得してしまいます。
現在、食品の成分分析においてタンパク質の含有量はチッ素の量で計測されるため、チッ素の多い「何か」を配合すれば、容易にタンパク質の含有量を水増しする事が出来てしまいます。
そこで目を付けられたのが、チッ素成分を非常に多く含む「メラミン」だったのでしょう。
プラスチックの原料であるメラミンに栄養はありませんが、一瞬にして見かけ上は「高タンパク」の優良フードに「偽装」できるため、粗悪な低タンパクの安物ペットフードを、高栄養価の優良ペットフードに偽装して売る事ができる訳です。

さらに、そのメラミンに汚染されたペットフード原料の残渣(製造カス)は、ニワトリやブタなどの家畜用「配合飼料」にも使用されていた事実が判明しました。
アメリカFDAによれば、各種の製品約880検体を検査した結果、そのうち500検体以上からメラミンが検出されたそうです。

これはアメリカでの調査結果ですが、決して対岸の火事なのではなく、驚くべき事に過去に日本でも昭和44年にメラミン関連化合物が飼料に混入されると言う、まったく同様の事件が起きています。
詳細は下記サイトをご覧下さい。
(参考)愛知県衛生研究所

そして、悲しい事に「やはり」と言うべきか、さらに深刻な現実問題として・・・2008年には、メラミン混入の「人間の赤ちゃん用粉ミルク」が中国で出回っている事が判明しました。
その普通に売られていた「市販ミルク」に意図的に混入されていたメラミンの強い毒性で、何の罪もない約30万人もの乳幼児に取り返しの付かない著しい健康被害が発生してしまった衝撃的な事件は、まだ生々しく私達の記憶に残っています。


当然、心配なのは「メラミン」だけではありません。

2001年、日本史上まれに見るほどの最悪な風評被害を巻き起こした悪名高き「狂牛病」(BSE)も、病死した牛の汚染された肉(肉骨粉)を、こともあろうに牛の飼料に「配合」して、病気の感染を人為的に全世界規模に広げた事が原因です。

そもそも、牛は「草食」のはずなのに・・・・。
それに、これって牛にとっては「共食い」の強制ですよね・・・・。

さらにさらに新聞やTVを騒がす、遺伝子組換穀物、各種抗生物質、各種ホルモン剤、合成抗菌剤、合成酸化防止剤、病死した家畜の廃棄肉、毒カビ穀物や汚染穀物の混入の心配、などなどなど・・・・まさに枚挙にいとまがありません。


ですので、当ファームでは、すべて加工や配合がされる前の「単品」「原形」の状態での穀類等を購入しています。
ちなみに当農園で使っている単品飼料は、大規模養鶏場で一般的に使われている配合飼料の約2~3倍以上の仕入れ価格です。

また、すでに加工や粉砕をされている「きな粉」や「脱脂粉乳」や「黒ゴマ」や「緑茶」などについては、すべて「人間用」グレードのものを使用しています。
そしてこれらの素材を、鶏の成長段階や四季に応じて、すべて「自家配合」した飼料だけを使っています。

以前は「人間用グレードの食品」を使う事に抵抗があり、「鶏にこんな贅沢なエサを・・・」とか「人の食べ物を鶏にあげるのはもったいない・・・」とか思ったりもしましたが、
結局は、そのエサを鶏が食べ、その卵を私達が食べる訳ですから・・・・
間接的に(結果的に)人間が食べているのと変わりないのだと、今では思っています。

逆に、もし鶏に「不安な物」を食べさせれば、
その結果として「不安な卵」を私達が食べることになる訳ですし・・・。

それに、犬や猫などが、高級ペットフードを食べたり、ブランド服を着たり、高価な美容室に通う時代なのですから・・・・
「鶏たち」にも少しは贅沢をさせてやりたくなります。


烏骨鶏のエサ「とうもろこし」

まずは、烏骨鶏の飼料のメインデイッシュである「とうもろこし」です。
ちなみに飼料用のトウモロコシは「コーン」と言う呼び方以外に、
「メイズ」と呼ばれることが多いです。

一般的な飼料用トウモロコシの多くは「アメリカ産」なのですが、
現在、当ファームで使っているトウモロコシは「オーストラリア産」です。

なぜなら、やはりアメリカは、遺伝子組換作物作りの「メッカ」ですから・・・。

ちなみに「遺伝子組換トウモロコシ」とは、なんなのか?
なぜ世間や消費者団体は騒ぐのか?

何も知らない人が意外に多いことに驚いてしまいますが、遺伝子組換とは、トウモロコシの実が大きくなるとか、味が甘くなるとか、成長が早いとか・・・では一切ありません。
ズバリ、農薬を使う代わりに、遺伝子操作でトウモロコシの組織そのものに「殺虫成分」を組み込んでしまった恐るべき殺虫トウモロコシのことなのです。

そんな殺虫成分入りのトウモロコシ・・・食べたいと思いますか?
特に、発育中の体の小さい子供に食べさせて「本当に」大丈夫なのでしょうか?
だからこそ、「遺伝子組換トウモロコシ」が消費者団体に騒がれている訳です。

ちなみに、スーパー等で「冷凍コーン」や「缶詰コーン」等を買う場合、そのトウモロコシが遺伝子組換でなければ、ラベルに正々堂々と「遺伝子組換でない」と書いてあります。
逆にもし何も書いていなければ・・・他にどのようなキレイ事が書かれていたとしても、その商品は「遺伝子組換(殺虫成分入り)コーン」の確率が「極めて大」です。



烏骨鶏のエサ「トウモロコシ」

人間が食べる「スイートコーン」と比較しますと、
粒が大きくて「奥歯」のような形をしているので「デントコーン」と呼ばれている種類です。

また、なんと言っても鶏の最大の主食となる大切なコーンですので、
今までいくつかの国のコーンを試して来ました。
最初は「インドネシア産」、次が「フランス産」、そして最後に行き着いたのが現在の「オーストラリア産」です。

まず、「インドネシア産のデントコーン」ですが、安価なのが長所です。
品質は、粒が小さめで、砕くとグニッとする粘り腰があり、水分含有量が割と多めの印象でした。
ただ、色彩選別機などを使っていないのか、色が黒く変色したものが1%位混じっていました。

「フランス産」のコーンは、飼料界の最高級品です。
粒がとても大きくて、形は平たく長いです。そして色が淡くて薄いクリーム色をしており、乾燥が非常に徹底していて、触ると粒同士が触れ合って「カッチ、カチカチ」と硬質プラスチックのような硬く乾いた音がするほどです。そのため鶏に与える際に粉砕するとパリッパリに硬く、粉に手を入れると鋭利なカドがチクチク刺さる感じがします。
変色した粒などは絶無で、サイズも良く揃い、乾燥も完璧。さすがに最高級品と言う感じでした。
ただし、お値段も最高級・・・なのが悩ましい点です。

「オーストラリア産」は、大粒で色が濃く、黄色と言うよりも、限りなく「鮮やかなオレンジ色」に近いです。硬さや乾燥度合いは中間と言う感じで、砕いたトウモロコシを手で握ると「フワワ、フゥワリ・・・」として、ソフトでとても優しい手触りです。
変色した粒などは絶無で、サイズも良く揃い、品質も非常に良いうえ、お値段も中間位なので、現在はこの「オーストラリア産」を使っています。



烏骨鶏のエサ「マイロ」

そしてお次は「赤マイロ」です。
これもオーストラリア産です。

トウモロコシと相性が非常良く、この二つを組み合わせて鶏に与える事で、栄養価がグーンとアップします。



烏骨鶏のエサ「マイロ」

一見、プチプチしていて柔らかくつぶれそうな粒の外観ですが、
実は乾燥していてかなり硬く、中身は米のように真っ白です。



烏骨鶏のエサ「玄米」

玄米は、「国産の無農薬玄米」もしくは「国産の微農薬玄米」の小米(こごめ)です。
その年度に採れた新しいお米のうち、出荷時の「ふるいかけ」で人間が食べるには小さすぎるとして選別された小粒のお米を、生産者直送で格安で分けて頂いています。

ですので、単にサイズが小さいと言うだけで安全性は折り紙付き、品質的にも最高級のお米です。


烏骨鶏のエサ「玄米」

この写真の玄米の産地は東北地方で、銘柄は「ひとめぼれ」です。
無農薬米や微農薬米の小米はかなり希少ですので、在庫切れなどに備え、いくつかの生産者様からの仕入れルートを持っています。


ところで少し話はズレますが・・・
時折、「玄米はすべての栄養素がバランス良く整った完全食品」などと言う人がいますが、果たしてどのような根拠で言っているのか、はなはだ疑問に感じます。

玄米の外側の「糠」(ぬか)部分には、「フィチン酸」と言う物質が多く含まれていて、そのまま食べると体内でカルシウム等のミネラル類と結合し、特に大切な歯や骨からカルシウムを奪い取って排出してしまう恐い危険性があるのです。

皆さんも「玄米ご飯」を食べた後、歯の表面あたりがザラザラした事がありませんか?
ある歯医者さんによると「玄米食をしている人は歯を見るとすぐ判る」と言います。
「なぜなら歯がボロボロだから」・・・だそうです。

また、農村地方のお年寄りに背中(腰)がひどく曲がってしまった人が多いのも、
玄米食の習慣により、骨のカルシウムが溶け出し、「骨粗しょう症」で背骨がつぶれてしまい、腰が曲がってしまったのではないか・・・と個人的には想像しています。
背骨がつぶれるため、身長もかなり縮んでしまいます。

鶏の場合は、カキガラなどの大量のカルシウムを同時に食べさせていますので、このフィチン酸の害は、人間の場合ほどは問題にはなりませんが・・・。

また、米の一番外側にある「ぬか」は一番農薬が蓄積する箇所です。
ですので、もしも、どうしても・・・「玄米食」を習慣にしたいと言うなら、是非、「完全無農薬米」か、せめて「超微農薬米」「超減農薬米」を食べた方が良いでしょう。

また、精米率を下げた「胚芽米」と言うものもありますが、実はこの「胚芽」部分にもフィチン酸がかなり多く、さらに農薬も集中して蓄積する場所ですので、「胚芽米」を食べる場合も同様の注意が必要です。

そう言う意味では、世間では鶏のエサとして、よく「米ぬか」が使われていますが、
「農薬の蓄積」「フィチン酸の害」の二つの面で、「ぬか」を大量に飼料に使うには大きな不安があります。

ですので、当ファームでは「超微農薬玄米」を「丸ごと」与えています。



烏骨鶏のエサ「牡蠣殻」

これは「牡蠣ガラ」です。
天然の貝化石を粉砕したもので、
丈夫な卵のカラを作るために「必須」の飼料です。

小鳥のペットショップでは、「ボレー粉」などとも呼ばれています。



烏骨鶏のエサ「ボレー粉」

この「カキガラ」、当ファームでは他の飼料に混ぜて使う以外に、
鶏が各々のコンディションに合わせて、自分で食べる量を調節できるように
この牡蠣殻だけを別の容器に単独で置いています。

貝殻を粉砕したものですので、
食べても「味などしない」と思うのですが・・・
メスの鶏はパクパクと非常に良くこの牡蠣ガラを食べます。



烏骨鶏のエサ「魚粉」「きな粉」「すりごま」など

上記の他には、たっぷりの緑餌(小松菜、大根葉、カボチャ、サツマイモ、ニンニク、唐辛子、果物など)を始め、「きな粉」、「すりごま」、「緑茶」、「脱脂粉乳」、「ヨーグルト」、「納豆」などなどをバランス良く与えていますが、これらはすべて当ファーム内の自家菜園(無農薬畑)で採れた物、もしくは近隣のスーパーマーケットや八百屋さんで買って来たものです。

つまり、食品衛生法をクリアした「人間用」の食べ物ですので、鶏にも安心して与えられます。
また、「おから」や「魚粉」は、人間用の食品として市販されているもの、もしくは、人間用の食品を製造する過程での副産物を使用しております。
「納豆」や「ヨーグルト」は市販品を元にして、当ファームで大豆や牛乳を自家醗酵させたものも使います。

ちなみに、メス鶏は卵を産むためにタンパク質をたくさん摂る必要があります。
トウモロコシ類や野菜だけでは、どうしてもタンパク質が不足してしまいます。

そこで、「魚粉」は豊富な動物性タンパク質源となり、「オカラやきな粉」は植物性タンパク質源となります。
しかし、この両者、実は諸刃の剣なのです。
と言うのも、魚粉や大豆類は「卵の味」に与える影響が非常に大きいのです。

魚粉は天然のアミノ酸が豊富なので卵に旨みと強いコクを与えますし、カツオや煮干が大好きな日本人には好まれる味になると言う人も一部にいます。
さらに最近は高価な魚粉ではなく、安価な「化学調味料」を混ぜている飼料も多いです。要は「アミノ酸」(旨みの素)さえ増えればいいと言う考え方なのでしょう。

当農園では、もちろん化学調味料は絶対に一切与えていませんし、魚粉も割と少なめに与えています。
それはどうしてかと申しますと、魚粉を多めに与えてしまうと、「味は濃くなるけれど、本当の卵の美味しさとは別な方向性の味になってしまう」・・・・と思うからです。

実際、以前に魚粉を増やしていた時期の卵は、確かに強い旨みのインパクトはあるのですが、旨みや甘みが重ったるく、奥行きや複雑さがない平坦で表面的、単一色のつまらない味になってしまうと感じました。
また、魚粉を入れ過ぎるとイヤミなほど旨みが強く、あざといだけのインスタントチックな平板な味になり、さらに卵がやたらと魚臭くなってしまいます。

また、「オカラ」をたくさん与えていた事もありましたが、これまた味の面からはマイナス面が非常に大きかったです。
オカラをたくさん食べた鶏の卵は、あっさりとし過ぎと言いますか、水っぽくなると言いますか、はっきり言えば「全く味付けをしていないオカラの味」・・・・を連想する味になってしまいました。
旨みやコクや風味がゴッソリと抜けてしまい、味が植物的と言いますか、まるで「豆乳」のような味になってしまいました。
これでは卵本来の美味しさとはかけ離れてしまいます。

同じ大豆製品でも「きな粉」は焙煎されている分、風味があり甘みもあり、遥かに美味しい卵が生まれるのですが・・・・。

と言うわけで当農園では、魚粉や大豆製品は、常に味を調整しながら少なめに与えています。
しかし、それでは大切なタンパク質が不足してしまいますので、その分、当農園では「玄米」を多めに与えています。
実は玄米は「牛乳」や「牛肉」並みの豊かなプロテインスコア(タンパク価)を持っていて、タンパク源としてはかなり優秀なのです。

そして何より玄米を食べさせた鶏の卵は「味のクセやマイナス面」が一切感じられない事が特筆に価しますし、何より「美味しいお米の味」が生きた、類まれな美味しさになります。
真に美味しいお米は、お米だけで食べたくなる美味しさです。オカズなしで丼一杯を食べても決して飽きません。

当農園で使う飼料用玄米はすべて無農薬や超微農薬、かつ、新米です。粒が小さめで流通から落ちたと言うだけで、人間が食べても驚くほど美味しい玄米です。危険な玄米や味の落ちた古古米などは一切使っていません。
魚粉やオカラは少なめにし、良質で新鮮なおいしい玄米を贅沢に使う・・・・この辺りに当農園の卵の美味しさの秘密があると思っています。

実際、鶏に良質で新鮮な玄米を多めに与え始めてからは、真に無垢な美味しさと言いますか、純白に光り輝くスーパーピュアな美味しさに満ち、かつ、複雑な味わいの深さと自然で心地よい甘みのある素晴らしい卵になったと自負しております。

魚粉やオカラなどのタンパク質を減らしている分、卵を産む個数は減ってしまいましたが、その分、「おいしさ」は数倍にもアップした・・・と、今では確信しています。


その他、自家菜園で採れた完全無農薬の野菜類、化学薬品や農薬で汚染されていない当ファーム内の地面に生えている青草や花、虫、小石や土などを食べています。

実際に、烏骨鶏に青菜や緑餌類を見せると、すべての烏骨鶏が一斉に飛ぶように走り寄って来て、奪い合うようにして、かなりの迫力で食べ尽くしてしまいます。
乾燥させた穀類や豆類を与えた時は、これほどの鬼気迫る迫力は感じられません。

トウモロコシも「乾燥とうもろこし」と「新鮮な生のとうもろこし」では、明らかに「新鮮な生のとうもろこし」の方を争って食べようとします。

こう言う鶏達の食性を見ていますと、健康な鶏の飼育のためには、「生の野菜類」や「新鮮な緑餌類」の多給の必要性を非常に強く痛感します。

ところが大規模養鶏場の完全機械化された給餌システムでは、タンク内での保存性やベルトコンベアによる充填のしやすさから、パラパラと乾燥した配合飼料しか与えられていない場合がほとんどのようです。

また日中、烏骨鶏を放し飼いにしていますと、エサ箱の中にはたっぷりのエサがあるにもかかわらず、盛んに地面をついばみ、夢中になって木の根を掘り返し、懸命に落ち葉をかき回し、先を争って青草や虫を食べています。

そういう烏骨鶏達の食性や行動を見ていますと・・・・
どうやら人間の考える人為的飼料だけではどこか不十分で、やはりそれ以外の「何か」が鶏にはどうしても必要なのだと思えてなりません。

そう言う意味でも、自然の地面への「放し飼い」の時間を設けることは、鶏の健康や美味しいタマゴにとって、とても重要な事なのだと思います。


また、当ファームでは、食べ物と同じ位に重要な鶏達の「飲み水」についても、
塩素などの薬品で消毒された水道水ではなく、群馬の誇る赤城山麗からの、
清浄なる「天然水」(伏流水)を、地下から汲み上げて飲ませています。

この天然水は、私達も日常的に飲んでいますが、柔らかで清冽なとても美味しい「軟水」です。
実際に、この天然水で淹れた緑茶や珈琲は、薬臭や金属臭が絶無なのは当然の事として、
喉や体にスーーーッと沁み込み、何ともまろやかな、心からリラックスできる味わいで、
本当にほれぼれしてしまう素晴らしい美味しさです。





              ~ * ~ * ~ * ~ * ~




「もし自家養鶏をするなら、自家配合飼料にしないと意味がない」と賢人は言います。

鶏が食べたエサの成分は、かなりダイレクトに卵に反映し、残留し、移行されるからです。
(赤いパプリカを餌に混ぜると黄身が赤くなるそうです。)

つまり、せっかく自分で鶏を飼っても、市販の配合飼料を食べさせたのでは、
市販の配合飼料を食べている大規模養鶏業者の鶏が産む卵と全く同じレベルの卵を産むことになってしまいます。


つまり、スーパーの特売で買った安い卵と
「同じ味」
「同じ栄養価」
「同じ安全度」
・・・・の卵になってしまいます。


近代巨大養鶏業の、まさに申し子と言える超多産の「白色レグホン」と言う鶏種が居ます。
その白い卵はよくスーパーの特売コーナーに登場し、安い時は一個10円程度で売られている事もあります。
一方で、「烏骨鶏」はいまだに野生の本能や習性が強く残る超少産の鶏種で、その希少な卵は都心の高級デパートの贈答品コーナー等では一個500円位で売られていることも珍しくありません。

しかし、はっきり言えば、「配合飼料を与えた烏骨鶏」の卵よりも、
もしも「無添加・無投薬の安心飼料だけを与えた白色レグホン」がいたとしたら、
私達なら一切迷わずに、その無投薬育ちの白色レグホンの卵の方を、絶対に間違いなく選びます。

なぜなら、ホームセンターなどで山積みで売られている家畜用「配合飼料」の袋の裏面を見てみれば判りますが、配合飼料の中には、予め「抗生物質」を混ぜてあるものが少なくありません。
そして、少し調べてみれば、家畜用飼料に使われているそれら抗生物質の種類のあまりの多さに度肝を抜かれ、面食らってしまうことでしょう。
もしも、「大袈裟に言っているだけで、実際は大したことはないだろう」とお考えの方は、ぜひ下記サイトをご参照下さい。
(参考)岐阜県公式サイト「畜産用飼料の適正な使用のために」


それらの配合飼料には「卵の出荷○週間前からはこの飼料は与えない事」等の注意書きが書かれています。
しかし、現実問題として、1991年度の厚生省の国産畜水産物モニタリング検査報告でも、鶏卵から抗生物質が検出されているそうです。
法律では産卵期の鶏に抗生物質を与えてはいけないことになっていますし、万一与えた場合はその卵の出荷は禁止されているのですが、過去何回も、抗生物質や合成抗菌剤が卵から検出されて大きな問題となっているのが、今の卵の「現状」なのです。詳細は下記のサイトをご覧下さい。
(参考)くらしたよりっち「卵のいま」

もちろん、当農園で与える全てのエサには「各種薬品類」「抗生物質」「ホルモン剤」「着色料」「汚染廃棄物」等々の類は、金輪際、一切混ぜていません。
この点に関する強固なこだわりには「絶対の自負」があります。

では、なぜ「クスリ」や「配合飼料」を一切使わずに済むかと言えば、毎日、
「風通しの良い土地で」「太陽に当たらせて」「オスメス混在で」「密飼いをせずに」「たっぷり運動をさせて」「自由に砂浴びをさせて」「緑餌と無添加飼料をしっかり食べさせている」・・・・からだと思っています。

さらに、ファーム内の一羽一羽の鶏の健康や体調管理に「目が行き届く」こと、そして一羽一羽のエサ作りに十分に「手間と時間がかけられる」ことも大きいでしょう。
そして、実は何より、これこそが小規模養鶏場の「特権」であり、何よりの「アドバンテージ」なのです。

逆に大手の巨大養鶏場では、何より効率優先、鶏は薄暗い建物の中、狭い金網ケージに数羽ずつが押し込められ、運動も出来ず、太陽も知らず、土や草も知らず、業務用の配合飼料を食べています。
全体が機械化によりオートメーション管理され、何万羽単位の鶏をわずか数人のスタッフで管理しているため、一羽一羽の健康状態など到底関知していられません。
また、一日に消費される飼料も何トン単位の膨大な量ですし、何万羽が密飼いされているため万一の病気拡散の被害も想像できないほど甚大です。
そのため、どうしても調合済みの便利で安価な「配合飼料」や、予防のための「薬品や抗生物質」の一律大量使用に頼る事になります。

「窓もない狭苦しいアパートの部屋に数人がギュウギュウ詰めになり、何ヶ月もの間一度も外出せず風呂も入らず太陽も見ず、薄暗い蛍光灯の下で毎日同じインスタント食品ばかり食べている」・・・・人間の生活に置き換えてみれば、両者の大きな違いやその持つ意味合いが良く判ることと思います。



また、「食の安全面」としてだけでなく、
こと「卵の美味しさ」に関しても、やはり「エサ」が何よりも重要な役割を演じます。

国内有数の美味しい豚肉として、有名な「鹿児島黒豚」があります。
以前にテレビの特集で、その鹿児島黒豚の養豚業者さんをレポーターが尋ねていました。
レポーターが、「美味しい豚を育てる秘訣は何ですか?」と尋ねた時に、農場主さんは、こう「即答」していました。

「エサです。」「エサですね。」
「何を食べさせるかが一番大事なのです。」
「肉の味はすべてエサで決まります。」・・・・と。

この言葉が今でも忘れられません。


非常に高価なスペインの「イベリコ豚」も同様です。
同じ「イベリコ豚」でも、その豚が何を食べて育ったかで、その肉の価値が決められます。
「エサ」によって、数段階のグレードに厳格に分けて出荷され、当然ですが「味」も「価格」も実に数倍以上も違って来るのです。


高級魚である「鯛」の養殖業者さんも言っていました。
「エサとして安いイワシを食べさせると、せっかくの鯛がイワシ臭い味になってしまって全くダメなんです。」
「高価だけれど、きちんとエビを食べさせないと本来のおいしい鯛の味にならないんですよ。」・・・・と。



もしも、皆さんが「最高の鶏卵」を探しているなら・・・・重視すべきなのは、
「鶏種」(外国鶏か地鶏か)や、「飼育環境」(ケージ飼いか平飼いか)なども大切ですが、
やはり最も大きく影響する要素は、

ズバリ、鶏に食べさせている「飼料」にこそ尽きる

と理解して欲しいと確信しています。



最後にもう一度言います。

タマゴの中身は、エサの中身、その「100%の投影」なのです。
鶏の卵は、鶏の口から入ったモノから作られるのです。

エサに各種のクスリや添加物を使えば、鶏のあの小さな体の中で、
それらが卵に凝縮され残留する可能性は否定できません。
これを「キャリーオーバー」(残留による次の生産物への持ち越し)と言います。

とても重要な事なので二回言わせて頂きました。




当ファームの飼料は、でき得る限り・・・
「無添加」、「無投薬」、「非遺伝子組換」・・・
これまでも、そして、これからも・・・・。


 
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